
ども!あさとも(@kaoruasatomo)です!
今回はトヨタ期間工から正社員になるためのポイントについてお話していきます。
結論からいうと、正社員になれるかどうかは工長(CL)がすべてを握っている!ということです。
ちょっと待って!
正社員登用って人事の人が筆記試験や面接で判断するんじゃないの?
ライン作業を一生懸命頑張っていれば評価されるんでしょ?
という疑問がありませんか?
先日、トヨタ自動車の元工長の方と食事をする機会がありまして・・・
話の中で、期間工の正社員登用に関する㊙情報を聞くことができたので、これは記事にせねばならんと思い記事作成しました!
期間工から正社員を狙ってるあなたに必須の情報になりますので最後までお付き合いください!
目次
期間工から正社員になるための真実 工長=現場管理者=人事という真実
トヨタ自動車の工長という役職は現場の管理者ではありますが、なんと期間工のメーカー選考会の面接官をやることもあるのです。
よくよく考えればすごく理に適っているんですよ。
工長という役職は、トヨタ正社員の中で1000人に1人なれるかどうかという現場管理のエキスパート。
トヨタの生産現場を知り尽くしている工長が、期間工メーカー選考会の段階で厳しいライン作業に適合できるかどうか、現場目線で採用をしているそうです。
この段階で正社員になれそうな人材がいれば目星をつけておくみたい。
期間工になる段階で正社員登用を意識している方は、メーカー選考会の時からアピールをしておきましょう。
期間工から正社員になるための真実 仕事はできて当たり前!工長まで存在をアピールしまくれ!
正社員を目指すのであれば普段仕事を問題なくこなすのは最低条件です。
普段の仕事+QC活動(不良削減などの問題解決)や、改善案の提出でやる気をアピールするのが大事です。
組長に評価されていけば、工長にも有望株として情報が上がってくるとのこと。
また登用試験の時期になると、工長から現場の方に、いい人材がいないか情報収集に行くそう。
その際、服装や、周りの人と話しているときの態度、挨拶がきちんとできているかなど普段からチェックしているとのこと。
ですので現場で工長にあった場合に挨拶はしっかりやる、もし話かけられたときはハキハキと話すなどアピールをしておきましょう。
なんかゴマすり行為みたいでやだな・・・と思うかもしれません。
ですが、工長も人間です。
全く同じ仕事レベルの人が2人いたとして、
・ハキハキ挨拶してくれるし会話もできる。
・話しかけても声が小さく反応が薄い。
あなたならどちらの人と仕事がしたいですか?
正社員になったら期間満了でサヨナラという風にはいきません。
工長はコミュニケーション能力もしっかり見ていますよ!
期間工から正社員になるための真実 採用の判断は工長次第
一定の期間、期間工として働くと誰でも正社員登用の試験は受けることができます。
組長、工長の推薦がないと受けることは出来ませんが、受けたいと言えば推薦自体は誰でもしてもらえます。
しかし、勤務態度が悪くコミュニケーションをとれていない人が受けたところで、100%試験に合格することはありません。
工長は社員になった後、周りと協力して仕事ができる人間かどうか、自分から進んで改善等に取り組めるか見ています。
筆記の試験もあるにはありますが、一夜漬けで対応できるレベルの試験であまり重要視されていません。
面接が良くても、後日面接官から工長に連絡が入り、普段の勤務態度を聞かれるそうです。
ここで工長がノーと言えばそれまでらしいです。
年間数千人が正社員登用試験を受ける中、勝ち残るためには正社員になった後、リーダーとして活躍出来るかが大事になってきます。
それは面接だけではわからないのですよね?
普段の勤務態度、改善活動がすでに採用試験として見られていると思ってください。
トヨタが期間工から正社員登用をするメリットを考えよう
面接や試験が良かったら正社員になれて当たり前でしょ!
普段の勤務態度なんてラインをちゃんと流しておけば関係ないじゃん!
と言う意見もあると思います。
ですがよく考えてみてください。
面接と筆記試験だけでいいなら新卒で正社員を取ればいいですよね?
メーカーが期間工を正社員登用する理由は、実際に仕事に対する姿勢や今後リーダーとして伸びていくか、1年以上観察して判断できるからなんです。
新卒の場合は適性があるかどうか判断できないですよね?
だから学校の成績が優秀=努力のできる人材ということで採用されるわけです。
なぜ期間工から正社員登用をするのか、メーカー側の考えを理解することが正社員への近道になります。
期間工から正員になるための真実 まとめ
いかがでしたか?
まとめると
・ 期間工メーカー選考会の時からアピール
・与えられた仕事は確実にこなしQC、改善提案を積極的に行う
・組長、工長とは普段から話せる人間関係を作っておく
・メーカー側の考えを理解する
以上の4点ですね。
この中でも、組長、工長との良好な人間関係が特に重要です。
トヨタに限らず、チームで仕事をする上で当たり前のことですが、逆を言うとできていない人が多いということです。
当たり前の挨拶を自分から行い、積極的にコミュニケーションを取るようにすれば、組長、工長に認められ、正社員への道が近づきます。
例えばあなたが工長の立場だとして、すれ違う時に目もあわせずめんどくさそうに小声で挨拶されるのと、にこやかに「おざまーす!」と言われるのではどちらが気分いいですか?
やっぱり後者ですよね!
あさともの感覚だと9割の人が出来ていないと感じますね。
挨拶がしっかりできるだけで上位1割に入るのではないかと。
期間工から正社員を目指す方は、まず意識して大きな声で挨拶をやってみましょう!
きっと周りの反応が変わります。
もちろん作業がタクトに間に合っているなんかは大前提ですよ!
それではご安全に!